バーイ ハドソン!
そういえばハドソンっていつのまにかコナミに吸収されましたね。
バイバーイ ハドソン!
さて今回紹介するファミコンソフト「スターフォース」は僕が物心付く前から何故か家に存在していたソフトでした。
スターフォースは連打力と操作性を強く求めるゲームなので子供の頃の僕にはほとんどクリアできなかったのですが、シンプルなゲーム性、盛り上がるサウンド、気持ちいい効果音で当時は夢中になって遊んでましたね。
最近懐かしく思い、30年ぶりにがっつり遊び倒しました!
また、どうでもいい話ですが本作「スターフォース」と「映画スターウォーズ」を長年勘違いし続けてました。スターウォーズのファミコンとちゃうんかい!
Contents
スターフォースのご紹介
アーケードから移植された縦型スクロールシューティングゲームとなります。
グラディウスみたいな横型スクロールとは別で、ツインビーやゼビウスと同じ様な感じですね!
かつてキャラバンといった日本一を決める全国大会の開催で一大ブームが到来しました!
4.5発と球を打ち込んで倒す敵を拘束で撃破するために、指を痙攣させるように連打、親指と人差指をくっつけてスライドさせるように連打など様々な連打法が生まれましたw
当時の小学校では休み時間や放課後に連射のポーズを決める不思議な少年たちがあちこちで見られる異常事態が発生したそうなw
また、この作品は「16連射」「高橋名人」「タイムアタック」など独特のゲーム語録を生み出した名作となります。
ソフト詳細情報
略称 | スターフォース(すたーふぉーす) |
---|---|
対応機種 | ファミリーコンピューター(FC) |
メーカー | ハドソン |
ジャンル | シューティング |
プレイ人数 | 1人 |
セーブ機能 | 無し |
発売日 | 1985年6月20日 |
あらすじ
暗黒が広がる宇宙…浮遊大陸ゴーデスは殺戮と略奪を繰り返していました。
宇宙を救うため「ファイナルスター」に乗り込んでゴーデスを破壊する!それが君の使命です。
全部で24のステージに分かれている宇宙、もちろんたくさんの敵が待ち受けます。
ファイナルスターの武器「スタービーム」は地上、空中のどちらでも有効の究極の武器だ!
今こそゴーデムを破壊し平和な宇宙を手に入れよう!
※説明書より省略して紹介。
スターフォースってこんなゲーム!
操作方法
十字キー | 自機ファイナルスターを360度移動させることができます。 |
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Bボタン | スタービーム(弾)を発射します |
Aボタン | スタービーム(弾)を発射します |
スタートボタン | 効果音がなりゲームをストップします。 |
シンプルで連打が命の縦スクロールシューティングゲーム!
自機の移動操作、高速連打だけに集中できるとてもシンプルなゲームです。
ただシンプルってことは退屈でつまらないのか?って言うとそんな事はなかったです!
多種多様な敵キャラクターやオブジェクトがどんどん出現し飽きさません。
列になって並んでくる敵や、数発入れないと倒せない敵を拘束連打で倒すと爽快感があります!
ファイナルスターの攻撃はシンプルに前方へのショットのみです。
また、説明書に書いてあったのですが、超至近距離なら真横の敵も倒せるとのことでしたが、体当たり紙一重でかなり危険なかけです。
各ステージにはエリアボスが存在する
各ステージの最後にボスキャラの「エリアターゲット」が出現します。
スコアの百の位が偶数なら左に、奇数なら右に移動します。
動きを予測することで瞬殺することが可能でした!
合体要塞ラリオスを倒して5万点!
ラリオスは中ボス的存在です。
最初に5分割の状態で出現します。
中心部分が赤く光ってから合体が完了するまでに8ショット決めることができれば5万点のボーナスポイントが獲得できました!
そのため、ラリオスが出現したら「全集中モード」入ってましたね。
ラリオス流星打ち
ラリオスのパーツを追いかけながらショットを撃ち込み、ボーナスを獲得できる技です。
連射速度を補えるテクニックとして有効でした。
パワーアップもシンプルに1種類だけ!
合体要塞のラリオスを破壊したあとに捕虜護操艦のカルデロンが出現します。
カルデロンにショットを撃つと友軍のパーサーを救出できます。
パーサーはファイナルスターに用意された唯一のパワーアップです。
パーサと合体するとファイナルスターのスピードと、スタービームの発射スピードが1.5倍になります。
また合体状態ではボタン押しっぱなしでオート連射となり、ファイナルスターの操縦に神経を集中できるため、かなりプレイに余裕ができます。
スターフォースのツッコミどころ
操縦桿持ちでも鉛筆持ちでもOK!ハドソンスティックの存在
ゲーム本編のつっこみではないですが、スターフォースの発売とほぼ同時期に発売されたジョイスティックを「ハドソンスティック」といいます。
スティック部分が操縦桿の様になっており、一般的なジョイスティックの持ち方はできません。
操縦桿を握るようにして持つか、鉛筆持ちでの操作を余儀なくされます。
友人が持っていたので使ったことがあるのですが、マジで普通のコントローラーの方が断然使いやすかったです!
ただ、戦闘機を操縦してる雰囲気が味わえますw
評価
(シューティング好きにはまずおすすめ!)
ここが良かった、面白かった!
単純明確で爽快感!全てを連射と操縦に注いだゲーム
このゲームは連射と操縦のみ集中してプレイするゲームです。
一方、スターフォースより以前に発売された有名なシューティングゲームで「ゼビウス」があります。
ゼビウスは「空中撃ち」「地上打ち」を打ち分けるシステムがあるシューティングゲームです。
ゼビウス発売以降、基本的にこの打ち分けシステムを使用したシューティングゲームがスタンダードの形となり、「アフターゼビウス」とでもいうような同じ様なゲームがたくさん発売されました。
一方スターフォースはそんなルールを一切無視!
シューティングゲーム界にまた別の方向性を示した作品と言えます。
戦闘機とオブジェクトという敵のバランスはそのままに、この両者を1つの武器で破壊できるようにしたのです。
連射力と操縦力のみに集中できる本作の爽快感は「ゼビウス」とはまた違った楽しさや忙しさに満ちてました!
本作ではボスキャラすら連射の喜びの生贄対象ですw
ここが悪かった、つまらなかった!
遊びすぎるとコントローラーのボタンの寿命を著しく短くする
僕は連射する時は親指と人差指を繋げ左右にスライドして連射をするタイプですが、これがいけなかった。
ある日コントローラーのAボタンが押されたまま戻ってこなくなってしまったのです。
泣く泣く父親に相談し、ファミコンを持って任天堂へ(偶然家の近くにあった!)
原因はコントローラーの中のボタンを支えるゴムが破損してて200円程度で購入できました。
常に連射を要求するこのゲームはコントローラーの寿命を短くします←自分のせいだろ。
まとめ スターフォースは独自路線をつらぬいた最高のシューティングゲームです。
いかがでしたでしょうか?
シンプル爽快なシューティングゲーム、スターフォースのレビューでした。
子供の頃はまったくクリアできない何度でしたが、大人になってやってみたらそこまで難しいとは感じませんでした。
頭を深く使わずに連射でビシバシ敵を倒す爽快感は現代人のストレス解消にぴったりですね(効果音も気持ちいい!)
現在ではファミコン以外にもWiiのバーチャルコンソールアーケードやPlayStation4とNintendo Switchアーケードアーカイブスでのアーケードアーカイブスでも配信されています。
気になられた方は是非プレイしてみてください!